
こんにちは、カルです。
今回は、日本最長の路線を保有する私鉄、近鉄を利用し、大阪から名古屋を移動する方法を紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
大阪名古屋間の移動
皆さんは大阪と名古屋の移動には何を使いますか。
一番多い答えは、東海道新幹線だと思います。もちろん、一番利用者が多いのも東海道新幹線です。のぞみ号を利用すると50分ほどで行き来することができます。
他にはどうでしょうか。青春18きっぷを使う人は、在来線の東海道本線で行く方法、今回利用する近鉄が誇る、名阪特急ひのとり、また、高速バスがあげられると思います。

今回は、そのどれでもない近鉄の急行列車を使い、大阪から名古屋に行ってみようと思います。
近鉄(近畿日本鉄道)は関西地方を中心に鉄道路線を展開している私鉄で、私鉄でありながら大阪、京都、奈良、三重、愛知の5府県に路線を所有し、鉄道路線の総延長は約501kmにおよび、日本の私鉄としては最大規模を誇ります。
近鉄急行とは
種別
今回乗車するのは、近鉄大阪線と近鉄名古屋線です。
近鉄大阪線には、普通、区間準急、準急、急行、快速急行、特急の種別があり
近鉄名古屋線には、普通、準急、急行、特急の種別があります。
近鉄には、「ひのとり」「アーバンライナー」などの別途特急券が必要な特急列車が運行しています。乗車券のみで乗車できる列車の中で最速が急行という種別にあたります。
※近鉄大阪線には、急行より停車駅が少ない、快速急行という種別があります。
本数と行き先が限られているので、今回は紹介しませんが、時間があえば、急行より短い所要時間で行くことができます。
列車の本数

今回の行き方では、近鉄大阪線と近鉄名古屋線の乗換駅である伊勢中川駅(三重県松阪市)を経由する必要があります。
近鉄大阪線の日中運行本数は上図のようになります。近鉄大阪線の起点駅である大阪上本町から伊勢中川まで行く電車は毎時1本運行しています。
急行でも、名張・青山町行きは伊勢中川駅まで行きませんので、伊勢中川・松阪・宇治山田・五十鈴川行きに乗車してください。
伊勢中川から名古屋間は日中毎時3本運行しています。伊勢中川から発車するすべての急行が終点の名古屋まで行きます。
大阪から名古屋へ
大阪上本町駅からスタート
近鉄大阪線の起点駅である大阪上本町駅からスタートです。地下鉄千日前線と谷町線の谷町九丁目駅の乗換駅です。少しややこしい話をします。
大阪難波駅も近鉄の駅ですが、近鉄奈良線の駅であり、特急列車を除き近鉄大阪線に乗り入れはしていません。大阪難波から乗車する方は2駅先の大阪上本町(鶴橋駅でも可)で近鉄大阪線に乗り換えてください。
また、あべのハルカスがある大阪阿部野橋駅も近鉄の駅ですが、そちらは近鉄南大阪線の駅です。JRか地下鉄を利用し、大阪上本町もしくは鶴橋から乗車してください。
大阪上本町を発車し、最初の停車駅は鶴橋です。鶴橋はJRと地下鉄の乗換駅で主要な駅です。次の停車駅である布施まで近鉄奈良線と並行しています。布施から奈良方面に行く近鉄奈良線と三重方面に行く近鉄大阪線の二手に分かれます。乗り間違えの無いよう注意してください。
布施を出発すると、河内国分駅まで、11駅通過します。さすが急行列車といった走りを見せてくれます。
そのあと、五位堂、大和高田、大和八木と停車し、桜井駅から榊原温泉口まで16駅間は、各駅停車になります。この区間は本数も少ないので仕方ないですね。
座席

座席はこの通り、ロングシートです。欲を言えば、転換クロスシートがいいですが、そういう方は特急に乗りましょう。近鉄大阪線の一部列車は転換クロスシートの車両で運行されているようなので気になる方は調べてみてください。
長時間走る列車なので、トイレは設置してあります。
伊勢中川駅で乗り換え

伊勢中川駅は三重県松阪市にある駅で近鉄大阪線、近鉄名古屋線、近鉄山田線の乗換駅です。名阪特急のひのとりやアーバンライナーは有名なデルタ線を通るため、伊勢中川駅には停車しません。
電光掲示板や放送を聞いていれば、問題なく乗り換えれると思います。4番線のホームにコンビニがあるので、改札から出ることなく食料調達ができます。
伊勢中川駅を出発
伊勢中川を出発すると江戸橋まで各駅に止まりますが、江戸橋駅からはビュンビュン駅を通過し、名古屋に向かいます。長い距離、JR紀勢本線・関西本線と並走します。
競合相手がいるからか、近鉄名古屋線の急行は転換クロスシート車両での運行がほとんどです。
名古屋駅に到着
大阪から近鉄急行を利用し名古屋に到着しました。名古屋駅と言ったら円柱型の超高層ビル「JRセントラルタワーズ」が特徴的ですね。

名古屋から大阪に行く場合は?
基本、先ほど紹介した方法の逆をたどればいいのですか、ポイントだけおさえて紹介します。
名古屋から発車する急行は、夕方と夜に数本設定されている津新町行き以外は伊勢中川駅に停車します。伊勢中川・宇治山田・五十鈴川・鳥羽行きに乗車してください。
次に伊勢中川での乗換の話です。数本名張行きが設定されており、大阪上本町までいきません。運行本数がそこまで多くないので名張行きに乗車し、名張で急行大阪上本町行きに乗り換えてください。
大阪難波まで行く方は、鶴橋、大阪上本町で乗り換えてください。また近鉄奈良線は阪神なんば線と直通運転をしており、尼崎、神戸三宮まで乗り換えなしで行くことができます。乗り放題券など利用している方は大阪難波からは近鉄ではないので注意してください。
気になる所要時間、運賃
大阪上本町から名古屋までの所要時間は、3時間30分ほどでした。伊勢中川駅の乗り換え時間に多少左右されます。同じルートを走る特急ひのとりが2時間ちょいで走るので、特急料金の差が時間の差として表れています。
そこで気になるのが運賃ですが、2860円でした。
新幹線を利用した場合、のぞみ号指定席が6480円、特急ひのとりレギュラーシートが4990円です。比較すると時間はかかりますが安いですね。
しかし、もう少し安く乗る方法があります。
オトクな切符を利用しよう
近鉄はよく乗り放題切符を発売してますが、条件が合う場合は、お得になります。
例えば、近鉄週末フリーパスを利用すると土日を含む連続3日間、近鉄全線が5000円で乗り放題になります。2泊3日で行く場合など、往復利用すると片道2500円で利用することができます。近鉄週末フリーパスは前日までの販売で当日販売はないので注意してください。
近鉄は、観光地である京都や伊勢にも行くことができるのでぜひ活用してみてください。
まとめ

今回は近鉄急行だけを使って、大阪名古屋間を移動してみました。新幹線、特急ひのとりと比べると時間、快適性は劣るものの、運賃だけを見ると名阪の移動の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

